1957 Gretsch 6014 Corsair
Gretsch社の戦後ラインアップは電気ギターの方が有名だが、初期にはノンカッタウェイのアコースティックなアーチトップギターもラインアップされていた。中でもFreddy Greenが使用したEl Doradoや普及モデルのNew Yorkerが有名だが、このCorsairは丁度その間のグレードに位置するモデルだ。
1960年になるとカッタウェイボディになり、仕様が毎年少しずつ変わったようだが、ノンカッタウェイとしては最終仕様がこのギターだ。
- 前年までのモデルは指板インレイがスクエア。1957年からはこのような形になった。
- 丸みを帯びた大きなF穴が戦後Gretschの顔とも言える
- べっ甲調ピックガードが1957年製の特徴(?)
- EL DRADOなどと同じGマーク入りのダイキャスト製テイルピース
- オリジナルケースはチップボードケース
- 専用ケースなのに厚さがフィットしていない。